60歳以上の歯科医師は就職できない?再就職の現実お伝えします。

歯科医師A「クリニックを閉院して、勤務歯科医師として勤めたいが就職先はあるのだろうか?」

そんな悩みにお答えしたいと思います。

私は、転職エージェントとして、1000名を超える方の就職転職をお手伝いしてきました。歯科医師のお手伝いの中でも50歳以上の相談が圧倒的に多く、また就職背景も様々なのが特徴です。

例えば・・・

・数件掛け持ち勤務。1件の勤務先を変えたい。
・体調の問題で閉院。まだ働けるので勤務医として働きたい
・現在、59歳。理事長と折り合いが悪く、65歳を超えた時にまだ在籍できるかわからないので今のうちに転職を
・正社員だが、子どもの大学費用にまだまだお金がかかるためアルバイトを追加したい

などなど。

職場に不安を持っている方、一度こちらをご覧ください
↓職場に不満を持っている方へ

転職背景が様々な分、希望条件や就職先のクリニックと擦り合わせる内容が多くなってきます。

今回は、
『60歳以上の歯科医師は就職できないのか?』
について解説していきたいと思います。

結論から申し上げると、

『就職できる』です。

さらに、現状の求人状況であれば、希望条件に近い形での勤務が可能です。

その理由は3つ。

①歯科医師の有効求人倍率は30倍以上
②大手法人の分院長不足
③長期で腰を据えて勤務してもらえる人材が欲しい

それぞれ解説していきたいと思います。

まず、

①歯科医師の有効求人倍率は30倍以上

歯科医師の有効求人倍率はデータでは出ていませんが、同様の採用難易度である、歯科衛生士の有効求人倍率は現在20倍と言われています。

歯科衛生士教育に関する現状調査の報告
一般社団法人全国歯科衛生士協議会のレポートより

少なくとも20倍の有効求人倍率。一般的に、歯科衛生士より歯科医師の方が採用難易度は高いと言われていますので、これを考えると、20倍以上、私の体感では30倍以上ではないかと考えています。

良い就職をするためには良い書類を作らなければいけません
↓職務経歴書の必要性

 

次に2つ目。

②大手法人の分院長不足

近年では、一店舗を大きくしていくクリニックより資金力のあるクリニックが多店舗展開し、広範囲でサービスを展開しているクリニックが多くなってきました。

店舗展開する上で必ず必要な「管理医」

そして、ただ、歯科医師として登録してもらえればいいわけではなく、経験も豊富であればあるほど、クリニックとしては安心して任せられるのです。

最後に3つ目。

③長期で腰を据えて勤務してもらえる人材が欲しい

20代、30代のころを思い出してみましょう。

「一般診療が一通りできるようになったら、開業しよう」
「35までには開業しないと、同期に遅れをとってしまう」

など、
『勤務医=卒業するもの』
というのが一般的でした。

現在でも開業するまでの期間が長くなったり、開業を選択しない方が増えてきていますが、80%以上の方がキャリアアップのためにクリニックを変えてたり、開業を選択する、という意識があります。

その中で、院長としては、患者さんの数を安定的にみたいということで

「少しでも長くいてほしい」
「できるなら、定年までいてほしい」

と思っている方は多くいらっしゃいます。

その中で、仕事をお探しの60歳以上のドクターの気持ちはどうでしょう?

「歯科医師人生最期を過ごせるクリニックを・・・」

と思っている方がほとんどなのではないでしょうか?

年齢に関する壁はあれど、院長も求職歯科医師も思いは一緒。

院長とのフィーリングさえあれば、ベストマッチの就職になるわけです。

【職場に疑問】ブラック歯科医院チェックリストと3つの行動

いかがでしょうか?

人生80年時代。健康寿命が長くなってきた現在では、

『勤務医⇨開業⇨リタイア』

という人生プランだけでなく、

『勤務医⇨開業⇨勤務医⇨一生現役

こういった人生プランも一般的になってくるのではないでしょうか?

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