【見学だけ】のつもりが【採用】をもらった歯科衛生士の対処方法

【見学だけ】のつもりが【採用】をもらった歯科衛生士の対処方法

新卒歯科衛生士A

「この前『見学』に行ったクリニックなんですけど、
「採用だから、きたかったら連絡してよ」と言われたんですけど、
どうしたらいいですか?」

そんな質問にお答えします。

有効求人倍率が20倍とも言われている歯科衛生士。
さらに新卒歯科衛生士ともなると、
一つの歯科衛生士専門学校に500件近い求人票が送られてきます。

みなさんは選びやすいので良いかもしれませんが、
採用したい求人側(歯科医院)としては必死のパッチ。

新卒歯科衛生士に見学に来てもらうこと自体が難しくなってしまいます。

気軽な気持ちで見学に行ったけど、思いもかけず、
採用をもらった場合の対処方法についてお答えしたいと思います。

【今回の内容】
・見学と思っていたのに採用をもらった場合の新卒歯科衛生士がとるべき対処方法

 

私は、歯科専門の転職エージェントとして、1000名以上の歯科医師、歯科衛生士の方の転職就職に関わってきました。

その中で、
歯科衛生士なら「だれでも採用」をしているクリニックが
多いのが現実です。

つまり、歯科衛生士資格さえあれば、
どんな経歴でもどんなキャラクターでも
採用するということです。

ちなみに、学生の場合、実習中に声をかけられる場合もあります。

その際の対処方法はこちら

【5月から7月】歯科衛生士学生で実習先から「ウチに来ないか」と言われたら断ろう

求職者側(歯科衛生士・学生)としては、嬉しい限りですが、
採用してもらいやすいことだけを理由に入社してしまうと、
「こんなはずじゃなかった」と後悔することも多々あります。

就職は結婚と同じ。

何度もしたくはありませんよね?

そこで、私が、歯科専門の就職転職エージェントとして培ってきた
ノウハウを元に、
あなたが思いがけないタイミングで採用をもらった場合の対処方法について
具体的な例を踏まえてお答えいたします。

 

まず最初は

①「今答えを出してくれたら、30万円からスタートするよ」

まるで、訪問販売の営業のような話ですが、
歯科衛生士の面接で実際にあったケースです。

お金で釣ってくるようなクリニックは
できるだけやめた方がいいでしょう。

教育を整えていたり、人員に余裕のある
クリニックであればあるほど、

「他も見て決めてねー」
「納得するまで見学に行った方がいいよ」

と歯科衛生士に声をかけます。

今すぐ答えを出してほしいということは、
それだけ切羽詰まっているということ。

じっくり見定める必要があるでしょう。

この場合のお断り方法はこちら↓

「条件はありがたいのですが、他にも見学予定があって、
すぐには決められないんです」

とやんわり断るのがベスト。

たとえ歯科衛生士としての給与が良く、魅力的であっても、
エサで釣ってくるようなクリニックに
まともなクリニックはありません。

それに、それだけ歯科衛生士を採用をしたいので、
今決めなくても、後で入社を決めても
「この条件だったら・・・」と
あなた自身が交渉すれば、受け入れてもらえることが
多いです。

一度冷静になって、判断を!

 

次に・・・

②嬉しいクリニックからの突然の採用だったが、他のクリニックも見学を入れている場合

本来はじっくり見学したり、
後日改めて面接で話を聞いたり話をした方がいいですが、
良いな!と思うクリニックだったら、
そのまま飛び込むのもひとつ。

「見学を既に予定しているところがあるので、
その見学終わったらすぐに答えを出すので
それまで待ってもらえますか?」

と伝えてみましょう。

そして、他のクリニック見学後、
なるべく早く内定をもらっているクリニックへ
ソッコーで連絡。

採用側の気持ちに立って早めに対応するのが
マナー。
あなたからの連絡を心待ちにしていますので、
その期待に応えてあげましょう。

③他にも良いクリニックがありそうなので見学したいが、良いクリニックだったので、断りずらい場合

「入社を決断するには決め手にはかけるけど、
入社しても良いなー」
と思える
クリニックってありますよね?

断りづらいけど、なんとか結論を先延ばしできるように
伝えなければいけません。

こんなときは・・・

「採用はとても嬉しいです。
入社したい気持ちはあるんですが、
他もしっかり見学して、納得した上で
こちらのクリニックにお世話になりたいんです!」

という言葉を伝えましょう。

そうすれば、院長先生も納得してくれますし、

「しっかりしているなー」という印象を与えられると思います。

詳しくはこちらを参照にしてください。

【新卒必読】歯科衛生士の新卒が行くべき求人チェックポイント

また、この時に、「●●までには返事をする」というような
期日を回答をするとより良いです。

待つ側は「いつまで待たないといけないの?」と
なってしまうととても不安になります。

最悪のケースですが、
あなたが考えている間に、他の方が面接にきて、
採用され、入社の枠がなくなってしまったということもあります。

期日を明確にすることで、
クリニックにとってもあなたにとっても予防線を
貼ることができます。

いかがでしたでしょうか?

最後に、まとめます。

まとめ

・その日に判断することを強要するクリニックは怪しい
・他にも見学を入れていたら、採用をもらっても必ず見学に行くようにしよう
・決め手にかける場合、誠実な回答で期限を延ばしてもらうようにしよう

 

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