【2023年新卒版】歯科衛生士の新卒が選ぶべき求人、3つのチェックポイント(2023年2月26日更新)

新卒歯科衛生士
「就活が始まったけど、求人サイトや求人票を見ても、どれも同じに見える」
「長く勤めるために、人間関係が良いクリニックに行きたい」

こういった疑問にお応えしていきます。

✔️本記事の内容

・新卒歯科衛生士が選ぶべき求人のチェックポイント【3つあります】
・人間関係の良いクリニックを選ぶには?

この記事を書いている私は、歯科業界特化した就職エージェントとして11年携わっています。
今でも歯科衛生士の方の就職相談に携わっていますが、「新卒」の方がとても多く相談にきています。
「最初の就職だから」
「絶対失敗したくない」
という気持ちからか、プロにご相談される方も多いようですね。

ちなみに、

一般企業へ就職される大学生の3割以上が3年以内に退職。1割は1年以内に退職するデータが出ています。それ以上に離職率が高いのは、歯科衛生士です。

というわけで今回は新卒向けに「歯科衛生士の新卒が選ぶべき求人、3つのチェックポイント」について解説していきます。

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面接先がすでに決まっていて、面接対策をしたい方はこちらをご覧ください!

これだけ!新卒歯科衛生士が面接で好印象を与える方法

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「とりあえずは就職活動しているけど、、、はたして本当にのこの選び方で合っているかな」
と不安な方はぜひ記事をご覧ください。

※記事は3分くらいで読み終わります^^

新卒歯科衛生士が選ぶべき求人のチェックポイント【3つあります】


チェックポイントは次の3つ。

その①:クリニックの規模
その②:
院長・スタッフ紹介欄(セミナー受講歴)
その③:ブログ・SNS

その①:クリニックの規模

おすすめは、
できるだけ規模が大きいところ
です。

具体的には、

チェア6台以上、
スタッフ数10名以上、
ドクターが常に2名以上

理由は5つあります

①総合的な診療の知識技術が身に付く。
②教育に人員を割くことでき、わからないことがすぐに聞ける体制
③マニュアル・ルールがしっかりしている
④設備がある程度整っている。
⑤仕事の責任を徐々に増やしてもらえ、無理がない

規模が大きいクリニックは、『地域のかかりつけ医』として活躍しているケースが多く、基本的な診療スタンスは「どんな患者さんでも対応可能、専門的治療が必要な場合は専門医を紹介」という流れ。

また、設備もしっかりそろっているので、インプラントや矯正、外科処置、訪問診療など様々ケースに対応できますよ。そうすると、自然と、幅広い治療、診療の流れや知識について身についてくるというわけです。

正直、新卒の方は「自分は何が好きで、どういった方向に進みたいかわからない」という方がほとんど。それなら、幅広くやっているクリニックに行って、「私は外科が好きだな」とか「予防処置をもっとやっていきたい」と自分の好きな道を決めていけるのがいいですよね。

また、教育面で言うと、人が多いほど1から丁寧に教えてもらえる環境があります。

「社会人としての考え方・医院の考え方⇨アシスタントの仕方・掃除の仕方⇨小児患者さんへTBI・シーラント⇨クリーニング⇨SRP」など順を追って説明してくれることになります。

クリニックの中には、最初の数ヶ月は学校のように座学として研修をしてくれるところもあります。ここまで手厚く新入社員教育をしてくれるところは少ないですが、規模が大きくなればなるほど「最初の教育をしっかりする」といった方針になってくるでしょう。

就活中の方の中には、「座学が苦手・・・」という方もいると思います。一定数「合わないな」と感じる方もいると思うので、ぜひクリニック見学の時に質問してどういう研修タイプなのかを知るのもいいですね。

院長・スタッフ紹介欄(セミナー受講歴)

クリニックのHPでは必ず院長経歴・スタッフ紹介欄を見るようにしましょう。
見るポイントは「過去の受講セミナー歴」です。
「歯科技術に関するセミナー」「コミュニケーションや人間形成などパーソナリティーを高めるセミナー」どういった研修に多くいかれているかを見ていきましょう。あなたにどういった歯科衛生士になってもらいたいか、が見えてきます

「歯科技術に関するセミナー」が多いクリニックは歯科衛生士として、プロフェッショナルになってもらいたい、と言う気持ちが強いクリニック。
「コミュニケーションや人間形成などパーソナリティーを高めるセミナー」が多いクリニックはチームワークや患者さんとの信頼関係を一番大切にしてもらいたいと考えているクリニックです。

私自身は、「コミュニケーションや人間形成などパーソナリティーを高めるセミナー」が多いクリニックの方が新卒の方が行った方がいいクリニックだと思っています。

技術の向上などは長い時間をかけないと身につかないもの。ただ、コミュニケーションやパーソナリティーを上げることは、きっかけを掴めばすぐにでも変化し、評価されます。入社間もない歯科衛生士の方が周りのスタッフに認められるかどうかは「人間力」次第です。

私自身の経験でも、人間形成に力を入れているところは、スタッフが安定しているケースが多く、長期勤務しているスタッフが多いように感じますね。

その③:ブログ・SNS

スタッフや院長が定期的に上げている、ブログ、SNSをチェックして、よりクリニックを深く調べてみましょう。

クリニックのブログ・SNSはスタッフが持ち回りでUPしていることがほとんど。
週1〜2回更新、スタッフが順番に記事を上げていく、ということをしています。
プライベートな内容ばかりのクリニックや逆に患者さん向けの歯科知識がほとんどのクリニックもあります。
ブログやSNSではプライベートなことや医院の取り組みが掲載されていたりと、求人選定には必要な情報が詰まっていますので、必ずチェックが必要です。

また、院長のフェイスブックはぜひ、見ておいた方がいいです。
かなり多くの方が投稿しています。
プライベートな姿も見れますし、院長が今何を勉強しているのかがわかるので、多くの情報が詰まっていますよ^^

 

2.人間関係の良いクリニックを選ぶには?

わかりません。

これがわかれば就職に苦労しない(笑)
正直なところ、人間関係が良いかどうかというのは、主観的なものなので、
正直わからない
のが現状です。

ただ、風通しをよくしようと努力しているクリニックかどうか、というのはわかります。
ミーティングであったり、勉強会、スタッフ同士の交流会、食事会が絶えず定期的に行われているかどうか。
「医院の慰安旅行」を求人のPRに出すところはすくなくなりましたが、
私は、慰安旅行があるクリニックはそれなりに風通しが良いクリニックだと思っています。

その理由は、あまりコミュニケーション取れていない、仲良くないスタッフでいく旅行なんて楽しくないから。

楽しくないからスタッフから行きたいという申し出が出てこない。恒例行事から自然となくなる、という流れです。

人間関係(雰囲気)に関しては、クリニックに実際行ってみないとわからないケースがほとんど。

ちなみに、ポジショントークになってしまいますが、就職エージェントに問い合わせるのはとても有効的だと思います。実際にクリニックに数百件回って伺った得た情報をもっていますし、定期的に院長とも情報交換をしています。情報を得るために登録してみる、というのもアリではないでしょうか?
就職エージェントを使うにしても自分で探すにしても、クリニック見学がありますので、そのときにスタッフと話をして、雰囲気を掴むことをしましょう。

✔️まとめ

いかがでしたでしょうか?

記事のまとめはこちら

・規模が大きめなクリニックを選ぶ
・ホームページをチェック。
・特に院長スタッフのセミナー受講歴はチェック
・人間関係でなく、風通しが良いかどうかをチェック
・見学でスタッフとコミュニケーションをとるのが大事です

こんな感じです。

規模が大きいクリニックはいろんな面をカバーしてくれます。「ここに行きたい!」という思いが出てこないのであれば、規模が大きいところでしっかりと自分を磨き、そして歯科衛生士としてやりたいことや自分がもっと輝ける場所を探すというのが良いのではないでしょうか?参考にしてみてください!

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