
たった、これだけ!新卒歯科衛生士が面接で好印象を与える方法
※この記事は5分ほどで読むことができます。
新卒歯科衛生士
「面接までのどんなことをしたらいいか知りたい」
「面接対策は?」
「お礼状は出した方がいいの?」
こういった疑問にお応えします。
✔️本記事の内容
面接で気を付けるべき3つのこと
お礼状について
歯科業界特化の就職エージェントとして11年。累計1000件ほどの面接に立ち会ってきました。
正直にいうと、歯科業界の面接は
「ゆるい」
各専門学校で教員から就職対策、面接対策をされているようなのですが、実際の面接場面に立ち会うと「採用してもらいたい気持ちがあるのかな?」という印象を受ける方が多くいます。
実際に、歯科衛生士の有効求人倍率は10倍、高いところでは20倍と引く手数多、という現実もあります。選択肢が多くあると「自分が選んでいる」という感覚になるので、どうしても、「良い印象を持ってもらおう」という気が薄れてしまうことがあるのかもしれません。
しかし、見学も含め面接には、「採用をもらう」ということ以外にあなたにとってももっと大事なことがあります。
それは
良い印象を持ってもらえれば、入社後、先輩たちも優しく丁寧に教えてくれるでしょうし、「いい人材なんだからやめさせないようにしよう」、ミスしても、挨拶の声が少し小さくても「緊張しているのかな」「慣れてくればなんとかなるかな」というフォローする気持ちが先輩たちに芽生えてくるでしょう。
一方、面接時にそこまで印象がよくない、ただ、歯科医院の人材が不足しており、「不安だけど、とりあえず採用した」という方がいたとしましょう。すると、院長始め先輩スタッフはその「不安」に引きずられてあなたを指導することになります。
ミスをしたり、ちょっとうまくいかないと「やっぱりあの時の不安が当たったなー」など面接の時に抱いたイメージが正しかったかのように考えてしまいます。
だから、入社後のことも考えると面接で好印象を持たれることはとっても大事。
ぜひこの機会に面接について対策していきましょう。
ただ、ほんの少し気をつけるだけで劇的にあなたの印象は良い方向へ変わります!
では、進めていきましょう。
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面接で短所を答える時の方法はこちら↓
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①面接までにしておくべきこと
まずは、面接にのぞむ前に、「事前準備」をすること。事前準備をすれば、心に余裕ができるし、本当に聞きたい、伝えたい内容がはっきりしてきます。
では、具体的になにをすればよいのか、やることは3つ
その②:ブログやSNSは数ヶ月分見ておく
その③:事前に質問を準備する
その①:ホームページを全部確認する
ホームページは必ず全部目を通しておきましょう。
ホームページは院長が「どんな考えで患者さんに接しているか」が分かる場所。あなたが仕事をしていく中で「どういう考えで動いたらいいか」がわかります。
ちなみに、面接の前にホームページ見ないなんて、勉強せずに国家試験受かりたいと思っているのと同じもの・・・笑
ぜひ隅から隅まで見ておきましょう。
実際に、面接の時に、「ホームページ見てもらった??」と言う質問はかなり多いと思います。
「ある程度は見ました」「少しだけみました」というあいまいな答えをする方がいますが、院長や採用担当者はそのニュアンスを読み取り、「あー、見てないなー」って感じてしまいます。
採用担当は第一印象をとても大事にします。「HPは全部見させていただきました」と自信をもって答えられれば、それだけで良い印象になるでしょう。
その②:ブログやSNSは数ヶ月分見ておく
クリニックのブログやSNSも事前に見ておきましょう。
ブログやSNSにはスタッフや医院のカラー本質が出やすい。ホームページは基本的には患者さんへの発信ツールですし、患者さんが知りたい情報は載ってても、新卒歯科衛生士の方が知りたい「クリニックの内部の情報」はあまり出てきません。逆に、ブログやSNSは、患者さんに「身近な存在に感じてもらおう」という趣旨のものなので、スタッフやクリニックの「素の部分」が出やすくなっています。
ホームページの閲覧と同様、「ブログも全部読みました!」と言われれば、「入社意欲の高い新卒なんだな!」と思ってもらえ、積極的な印象を持ってもらえるでしょう。
その③:質問を考えておく
質問は、面接前に2から3つは考えておきましょう。
新卒歯科衛生士の方が聞きたいことは「クリニックの雰囲気」「方向性」「教育関係」など。
他のクリニックへ面接に行く場合も同じことが聞ききたいですよね。
質問を事前に考えることで「何て質問しよう・・・」という不安が無くなります。
事前に質問を考え、面接での受け答えにできるだけ集中し、緊張をしなくてもいい状況を作りましょう。
面接で気をつけるべきことはたったの3つ
面接で気をつけるべきことはたったの3つ
その②:挨拶
その③:言葉遣い
その①:姿勢
姿勢がわるいと、何を喋っても「暗い」印象を持たれます。背筋をピンと伸ばして、できるだけ顔を上げるように意識しましょう。それだけで印象が全く違います。
その②:挨拶
院長への挨拶も大事ですが、受付での挨拶も重要。
受付「面接に来た方、挨拶できないし、あまり印象よくないですねー」
と言われてしまうと、それだけでその後の面接が素晴らしい対応をしたとしても、最初に挨拶できないことがあなたの「本当の姿」と見られてしまい、「不採用」になる可能性が高くなります。
その③:言葉遣い
言葉遣いにはあなたの「人柄」が出てきます。100%正しく敬語を使えている方はほとんどいません。ただ、「父」を「お父さん」ということや話し言葉になってしまうなど面接では相応しくない言葉遣いが出てくると、幼い印象を持たれます。
丁寧な言葉を使おうと意識をして話すようにしましょう。
言葉に詰まっても構いません。
新卒ならではですが、一生懸命に丁寧に話をしようとしている姿は「健気だな、初々しいな、がんばってるな」と評価をされます。「丁寧に話をしようとする姿勢」を忘れずに面接に臨みましょう。
③お礼状について
結論から言うと、
絶対書いた方がいい。
お礼状をもらったクリニックから
と嬉しそうに話をしてくれます。
メールなど相手の時間を奪わずにすぐに感想を送るツールもありますが、そんな時代だからこそ、アナログなお礼状が効果を発揮するのではないでしょうか?
では、お礼状を送るタイミングですが、
- 見学終了後
- 面接終了後
- 内定受諾後
というケースも最近多くなりました。
その場合はぜひ、見学、面接、内定受諾の連絡の後に「すぐに」お礼のメッセージを送るようにしましょう。お礼状は翌日でも大丈夫ですが、LINEはスピードが命。すぐにメッセージを送るようにしましょう!
ちなみに、お礼状の書き方ですが「面接 お礼状 テンプレート」で検索できます。ご自身が書きやすいと思ったものを参考にすると良いでしょう。そこで1つアドバイス。テンプレート使用は問題ありませんが、必ず見学や面接などそれぞれの場面で感じたことやあなたの言葉を一言必ず添えるようにしてください。
テンプレードだけですと、取ってつけたようなイメージがでてきます。
特に、見学終了時点でお送りすることで、あなたの印象を飛躍的にUPさせることができます。ぜひ実行しましょう。
歯科医院の見学の時のノウハウはこちらの記事を参照してください↓
✔️まとめ
いかがでしたでしょうか?
記事をまとめていきます。
・SNSにはクリニックの本当の姿が見える。
・面接は第一印象。姿勢・挨拶・言葉遣い
・お礼状は出すべき。他の人と差がつく
事前準備は緊張をほぐします。ぜひ、面接前にしっかり準備をして臨んでくださいね。
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