【一店舗拡大型歯科医院】合う歯科衛生士、合わない歯科衛生士
ここまで3つの歯科医院の方向性を話してきました。
最後に4つ目一店舗拡大型歯科医院について解説していきます。
私が11年間歯科業界の特化型エージェントとして活動をしてきて、
が一致していなければ、長期にわたって勤めることはできないなと感じています。
その方向性を決めるのが就活の第一歩目です。
では、解説します。
一店舗拡大型歯科医院
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ドクターは院長、副院長に勤務医が2〜5名
歯科衛生士含めその他スタッフが15から多いところは30名ほどいる。
診療には出ず、裏でスタッフをサポートするメンバーも在籍。
診療は、一般から矯正、インプラントなど専門的な処置も全て行う。
訪問診療も行っているケースが多い。
地域のシンボル的なクリニックになっており、地域の方なら誰でも知っている、というようなクリニックです。
チェア台数、ドクター数、歯科衛生士数なども小規模歯科医院が3〜4つ一緒になっているように感じるでしょう。
ほぼ全ての治療ができるのが特徴で、ドクター、衛生士部門でのそれぞれチーフ(リーダー)的役割がいたり、組織図がしっかりしています。
クリニックの方向性
かかりつけ医として、口腔内で困ったことは全てクリニックで対処できるように
一般的な治療から専門的な治療まで幅広く対応
ドクターや歯科衛生士などが充実しており、教育期間的な役割も果たす。
イベントも開催。
他のクリニックのモデル医院となる
総合歯科診療所的な役割になっており、他のクリニックでは受け入れることができない患者さんでも対応するケースがあります。
また、歯科医師歯科衛生士の教育機関としての役割もになっており、臨床実習先として、歯科医師、歯科衛生士学校の学生が来られます。
患者さんの認知経路とその特徴
インターネット広告や口コミが大きい。
地域のシンボル的な役割を果たしているので地域の方はほとんど知っている。
全ての治療に対応できるため、遠方からも来院。
地域の方は「あそこね」とわかるくらい浸透しています。
また、高度な専門治療も行うため遠方から受診する方もいるでしょう。
インターネットや地域の看板広告など広告がよく目立っています。
合う歯科衛生士
先輩が充実しているところで働きたい方
1から丁寧に教えてもらいたい方
前向きにいろいろなイベントに取り組める方
まず、他の規模のクリニックとの違いは教育体制。
人員が多ければ、マニュアルや指導要領がなければ効率的に仕事を教えることができません。
そのため、新人はマニュアルに沿って仕事を覚えていくことになります。
2〜3年勤務していくとマニュアルの改訂に携わったり、教育担当として後輩育成をしていくことになりますので後輩の指導などが好きな方にはとても合うでしょう。
また、多くの治療を行なっていますので、「衛生士は好きだけどどう言った方向に進んだらいいかわからない」という方は、ここで経験を積み自分の進みたい道を模索してい口ことができるでしょう。
合わない歯科衛生士
知識や技術の向上に積極的でない方
マニュアルで教えられることが苦手な方
できるだけ早く担当を持ちたい方。
含む規定などが厳しくないところに行きたい方
転職する際に「ここ知ってる」と言われたくない方
ルールがきっちりしているので、「できるだけ実践を通じて仕事を覚えていく」ということがしたい方は少し不向きです。。
また、全員が一定の時間同じ歩幅で仕事を覚えていくため、「やりながら覚えていきたいという方には」窮屈にかんじるかもしれません。
含む規定についてもしっかり確認が必要です。
人員が多いとルールが厳格化してくるケーズがあります。
髪の毛の色、などクリニックから改善指導を受ける場合があるので、確認をしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それではまとめていきます。
・1から丁寧に教えてもらいたい方は適任
・やりながら覚えていきたい方、早く仕事がしたい方には不向き
・他のクリニックのモデルになっていることが多い
・服務規定など確認必須。小規模のクリニックよりルールがしっかりしている傾向
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