【これだけ】歯科衛生士の新卒向け・歯科医院の方向性と自分のなりたい姿を一致させそう!


これから就職活動だけど何から始めたらいいんだろう?」
「私がなりたい歯科衛生士にはどういったクリニックがあっているだろう」

こういった疑問にお答えしたいと思います。
今回の記事

①なりたい歯科衛生士像を決める
②歯科医院の方向性を知り、自分の目標に近づける歯科医院がわかる

就職活動は「山登り」に似ています。
「どの山を登ることにするのか・・・」
地元の小さい山にもぼるのか、富士山に登るのか、はたまた海外の最高峰の山に登るのか。
自分が登りたい山があっていなければ早々に登るのをやめてしまうでしょう。登る山が決まれば、それに必要な準備や必要に応じて事前トレーニングなどが必要になります。
歯科医院の方向性(山)に合わせて自分自身にどういった準備が求められているのか、そしてそれが自分にやりたいことなのであれば、その就職活動は正解です。

歯科衛生士の就職活動は9割以上が一般の開業医でお勤めすることになります。

開業医の院長は「こういうクリニックを作りたいんだ」という目標があります。
その院長が作りたいクリニックでは歯科衛生士の方に「こういった存在であって欲しい」という思いがあるはず。院長がこうなって欲しいと言う姿とあなたがなりたい、と言う思いが一致するクリニック。そういったクリニックを見つけていきましょう!

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「このクリニックに必ず受かりたい!」そう思った方はこちらを参考に↓

知らないじゃ済まされない!歯科衛生士が本命クリニックに面接に行く時のチェックポイント

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歯科医院の方向性は大きく4つにわかれます。

①地域密着型小規模歯科医院
②専門性に特化した小規模、中規模医院
③分院展開型
④一店舗拡大型

それぞれ解説をしていきましょう。

①地域密着型小規模歯科医院

概要
人員 ドクター1名院長のみ・スタッフ5名未満
チェア台数 チェア4台未満
一番多い歯科医院の形です。
できるだけ複数のポジションをこなせるようになって欲しい。受付であれば、アシスタントと滅菌消毒も、衛生士であれば、アシスタントと滅菌消毒、受付が忙しい時は電話当番など。
人員は「少数精鋭」

②専門性に特化した小規模から中規模歯科医院

概要
人員 ドクター1〜2名、スタッフ10名程度
チェア台数 チェア3〜5台程度
・自費治療が多く、接遇などに力を入れている。
・来院患者数がはそこまで多くない。
・ただ、専門性がを高いため、深いく知識を持ってもらうことが大事になる。

③分院展開型歯科医院

概要
県内県外問わず分院を展開
一店舗あたりの人数、診療内容は違うケースが多い。
店舗ごとに見ると、先ほど説明した、小規模医院が近い形だろう。
・グループ医院で欠員が出た時にはフォローをしにいくことが必要。
・地域密着型歯科医院と同様、一店舗あたりでは、少数精鋭でやっているため、できるだけ複数のポジションをこなせることが望ましい。
・他店舗になると各店舗をまとめてくれる方が欲しいので、店舗を任せられたり、他の店舗の指導、マネージメントも任せられるような人材。

④一店舗拡大型

概要
ドクター 3〜10名、歯科衛生士7〜20名
チェアーが5〜10台。多いところは20台近くありクリニック
予防管理型のクリニックが多く、歯科衛生士の役割が大きい。
特に歯科衛生士には予防業務、歯周病初期治療に特化しているケースが多い。
治療の補助については、歯科助手など他の職種の方がサポートしてくれる。
各職種ごとの職域がはっきりしており、仕事に専念しやすい。

「どういったクリニックに就職したらいいかわからないなー」と思った方は
こちらの動画をご覧ください↓

まとめ

いかがでしたでしょうか?
以下にまとめてみます。

・なりたい歯科衛生士像を考える
・なりたい歯科衛生士像に合った歯科医院を選ぶこと
・クリニックの方向性は4つ
・①地域密着型小規模歯科医院
・②専門性に特化した小規模中規模医院
・③分院展開型歯科医院
・④一店舗拡大型歯科医院

あなたのイメージする歯科衛生士像と照らし合わせながら、自分が選ぶべき歯科医院を探してみてください!
就職活動は最初が肝心。最初のステップでこけてしまうと後からの修正が大変です。
逆に、方向性がフィットすれば、8割以上は就活成功だと思います。
ぜひ、一度考えてみてください。
次回は、各方向性について解説していきます。