【専門に特化した歯科医院】合う歯科衛生士、合わない歯科衛生士

歯科医院は4つの方向性を目指しているとお伝えしました。

①地域密着型小規模歯科医院
②専門性に特化した小〜中規模医院
③分院展開型
④一店舗拡大型

それぞれの方向性ごとに求める歯科衛生士像が変わってきます。

今回は専門性に特化した小、中規模歯科医院についてご紹介します。

専門性に特化した小規模〜中規模歯科医院

概要

チェアー3から6台
年商6000から1億
ドクター1から2名 衛生士3から5名
助手受付2から4名

前回の小規模歯科医院より少し規模が多くなり、自費を中心としているクリニック。

【地域密着型小規模歯科医院】合う歯科衛生士、合わない歯科衛生士

自費が多くしていくクリニックは、院長の得意が治療であることが多く、インプラントや根幹治療、矯正歯科など「○○歯科クリニックといえば、これ」と患者さんへ認知されています。

クリニックの考え

専門性を売りにしている
アポイント時間が60分〜90分
自費のメンテナンス
マイクロやCT完備

専門性がクリニックを目指しているため、「インプラントのスペシャリスト」、「エンドのスペシャリスト」という形で打ち出しています。

治療時間については、他のクリニックより長めに設定しており、60〜90分。

歯科衛生士も同じように60分程度アポイント時間をとるところが多いでしょう。

また、60分のメンテナンスでも、保険でなく、自費治療を基本として患者さんへ提供します。

技術レベルも高いものをイメージした方がいいでしょう。
 

来院患者の認知経路と特徴

雑誌やインターネット広告が充実。
いろいろな経路からクリニックを知ってもらっている
20〜40代の歯に対する意識が高い女性、高価でも良い治療を選択したい所得層の高い男性

この形のクリニックの一番の特徴は「来院患者層が極端に狭いこと」

場所やコンセプトから「子供は一切来ません」いうクリニックもあります。

インターネットや雑誌への広告を積極的に行っています。友達から名前を聞かれて「ネットでよく出てくるよね?」というケースもあるかもしれません。

こういう目標の歯科衛生士に合います

高級感があるクリニックへ勤務したい方
接遇面もしっかり勉強したい方
成人のみへのケアがやりたい方
ゆっくり丁寧な治療をしているクリニックへいきたい方
特化した知識技術を身につけたい方

治療内容患者層ともに偏りがあるためしっかり「こういったクリニックで働きたい」と思っている方が合うと思います。

都心部に多いため、土日休みだったり、19時ごろのは診療が終了するクリニックが多くなります。時間や休みの条件面だけで選んでしまうと、方向性が合わずに馴染みにくくなるでしょう。

こういう歯科衛生士には合わない

幅広い年齢層の経験がしたい方
子ども希望の方
患者さんとフランクなコミュニケーションの取りたい方
オールマイティな経験を積みたい方

幅広い経験を積みたい」という方には少し不向きな面が大きいです。

また、高級思考のクリニックが多いため、患者さんへはしっかりと丁寧な接遇が求められます。

言葉遣い、お辞儀の仕方やエプロンの掛け方などの所作についてクリニックルールがあるため、

窮屈さを感じてしまう方がいるかもしれません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

それではまとめていきます。

・インプラント、エンド、矯正など専門性が高い
・向いている方→接遇面をしっかりしたい方。専門分野に興味がある方。
・向いていない方→オールマイティーな勉強をしたい方。

次回は、分院展開型について説明していきます。

 

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