歯科衛生士・歯科助手が退職代行を使うときに考えないといけないこと
第16位
退職代行を利用して退職した職種ランキングで歯科助手歯科衛生士が16位、退職代行利用者の約2.2%の利用率でした。
さて、退職代行利用率のデータをみて、歯科助手歯科衛生士の退職代行利用率が多い、少ないは置いておいて、歯科衛生士が退職代行を利用するメリットデメリットを考えていきましょう。
結論から言って、私は
歯科業界での仕事について、退職代行の利用反対。
皆さんにとってメリットが少ないと感じています。
ちなみに、ブラックな歯科医院で働かないための方法を
ブログで案内しています。
⇨【職場に疑問】ブラック歯科医院チェックリストと3つの行動
では退職代行のメリットデメリットを深掘りしていきましょう。
【退職代行の利用シーン】
実際に退職代行を利用するシーンは以下の通り
・院長と会話することが難しい
・退職の話をしたら、何をされるかわからない
・同僚たちが退職しどんどん自分の仕事が多くなてきた
など非常に限られた場合になります。
それでは、まず最初に退職代行の仕組みを見ていきましょう。
【退職代行のしくみ】
ラインで登録・支払い。
↓
退職したい日付などのヒアリング
↓
退職日(業者からクリニックへTRL)
↓
退職
退職代行行者ができる仕事内容は非常に限定的で、
クリニック側と交渉したりすることは原則できません。
ちなみに、費用は3万円程度がほとんど。
次に退職代行を使うメリットを見ていきましょう!
【退職代行を使うメリット】
次の退職代行のメリットを見ていきましょう。
・自ら退職を伝える必要がなくなる
・希望の日付で、即日で退職できる
・有休消化などを法律に則った形で取得できる。
・自ら退職を伝える必要がなくなる
「退職」という言葉はとても勇気のいる言葉です。
私自身は前職ではサラリーマンでしたので、退職を伝える立場でした。
そして、ネガティブな退職でなく、起業のための退職だったのですが、
伝えた瞬間の上司の顔はとても見れたものではありませんでした。
4年前の私ですら、とても言いにくかった「退職」。
歯科衛生士の方であればより、言いにくいと思いますし、
さらにネガディブな退職であれば余計に言いづらいことでしょう。
退職代行を利用すれば、一気にそのストレスから解放されます。
・希望の日付で、即日で退職できる
退職代行は電話したその日に退職、となるケースがほとんどです。会社側とあなたが話をすることは一切ありません。理由を根掘り葉掘り聞かれる必要がなくなるわけです。
・有休消化などを法律に則った形で取得できる。
歯科医院の内部ルール見たいなもので退職時に有休消化はさせてもらえない。月に使用できる日数が決まっており、退職までに全部利用できない。というケースもあります。そう言った内容も、退職に関する法律やルールを熟知した、退職代行業者ですので、有給休暇についてもしっかりと法律の範囲内で取得できるようにお話ししてくれます。
次にデメリットについて。
「退職代行を利用するデメリット」
・ボーナスが出ない可能性がある
・退職先の院長、スタッフに悪い印象を与える
・悪い噂は後で知られるので、近隣のクリニックで働きづらくなる。
では順番に解説しましょう!
・ボーナスが出ない可能性がある
退職代行サービスを利用したことで、ボーナスの支払いを行わないといったクリニックも・・・。賞与については、毎月の給与と違い、法律に規定がなく、クリニックの意図によって変わります。
タイミングをしっかり考えないといけません。
・退職先の院長、スタッフに悪い印象を与える
引き継ぎも何もなしに退職するということは、院長はもちろん、一緒に働いていた仲間にも負担を強いることになります。不義理な退職をしてしまうと、「クリニックの近く通れない」「見つからないように・・・」などと心にモヤモヤを抱えたままになってしまいます。
・悪い噂は後で知られるので、近隣のクリニックで働きづらくなる。
歯科業界は横のつながりが非常に強い業界です。また、通勤距離を考えたときに新しいクリニックと過去在籍していたクリニックが近いことは多々あります。「前職照会」とまではいかないまでも、立ち話程度にあなたの話をされる可能性があります。
たとえあなたが悪くなくとも、「退職代行をつかった」という事実は消えません。「もしかしたら、うちのときにも・・・」と思われ敬遠される可能性も出てきます。
また近隣だけならいいですが、同門や知り合いは色々な地域にいるのが歯科業界。どこで誰が繋がっているかわかりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
よほどのパワハラ・セクハラのクリニックは別ですが、退職代行を使うより、自分自身で退職を切り出し、自分で処理をすることの方があなたの未来にとって良い結果になると思います。
また、辞めさせてくれない、というクリニックはほとんどありませんし、どうしても面と向かって言えないというのであれば、退職届を郵送し、メールで退職する方が遥かによいでしょう。
【自分の行動に責任を持つ】
これがあなたの今後の人生に大きく影響を与えると思っています。
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