臨床実習を 就活や将来に 活かすには 実習先で【内定】を 出したい実習生とは?

臨床実習開始、歯科衛生士の就活や将来に活かすには【実習先で内定】

歯科衛生士学生
「臨床実習先で就職が決まるっていうけど、どうしたら採用もらえるの?」
「臨床実習って見学ばかりで役に立つの?」

そう言った方への疑問にお応えします。

本日の内容

①採用を見込んで、臨床実習先になっているクリニックへのアピールの仕方
②今後の歯科衛生士ライフを楽しむために臨床実習中にやるべきポイント

以上について解説していきます。

以前、こう言ったツイートをしました。

臨床実習先にそのまま就職、というのは実は珍しいのが実情。

ただ、あなたが実習先で「うちにクリニックに入社しませんか?」と言われたらどうでしょうか?

「いきたい!」と思うクリニックであればどうですか?

今回は、実習中あなたが「どう振る舞えば採用したいと思われるか」について詳しく解説していきます。

ちなみに、私は歯科を専門にした就職エージェントとして、1500件ほどの歯科医院と採用に関するヒアリングも経験。現在は、非常勤で歯科医院事務長としても活動しているため、実習生を受け入れているクリニックでは、多くのお話を聞きます。

その経験を元に「実習先での採用確率を上げる」ようなポイントを解説していきます。

①臨床実習先になっているクリニックへのアピールの仕方

・よくある減点ポイント
・ふとした時に気が利く実習生が評価UP

よくある減点ポイント

採用側は基本的に「採用したい!」というふうに思っています。ですので、そこから「入社に値するかな?」と思うと判断方法としては

「減点方式」であなたをみていきます。

挨拶返事がきちんとできない
実習日誌をしっかり書いていない
実習生同士での私語
実習終了時間が近づくと時計ばかり気にしている

挨拶返事がきちんとできない。

コミュニケーションの基本ですからね。
特に声が小さい方、マスクをしていると普段より聞こえづらいので、普段より1.5倍のボリュームを意識しましょう。

 

実習日誌をしっかり書いていない。

先輩の歯科衛生士は時間をかけてチェックをしてくるので、この内容はとても気にしています。担当の歯科衛生士に話を聞くとこの実習生がどういう気持ちで実習を受けているのか日誌を見ればわかると答えてくれました。
わからなければ質問する。
質問することで積極性や「この実習生考えてやっているなー」と感じる、とのことでした。

 

実習生同士の私語

実習生同士の私語はよく気になるようです。
「何しにきてるの?」という感覚になってしまうので、評価は著しく下がりますよね。
実習などの感想はクリニックを出てからするようにしましょう。

ふとした時に気が利く実習生が評価UP!

例えば、歯科衛生士の治療の見学をしている時、担当の歯科衛生士がその場を離れないといけない時、あなたはどうしますか?

黙ってその場で患者さんと待っていますか?

ぜひ、患者さんと一言二言会話をしましょう。

「どこからきたんですか?」「実習生なので後ろで見学させてもらいますので、お願いしますね」

ほんの少し患者さんと話をするだけで、歯科衛生士の方からの評価は抜群に上がります。

黙って待っていくことが普通だと思うんですが、ふとした時の行動が歯科衛生士の方の心を動かします。

今のあなたでできることで貢献する!ぜひ、トライしてみましょう!

 

②今後の歯科衛生士ライフを楽しむために臨床実習中にやるべきポイント

歯科助手業務を極めよう
患者さんとのコミュニケーションを楽しもう

歯科助手業務を極めよう

退職で多くの方が「人間関係」を理由にやめていきます。

しかし、その裏には、「仕事ができない」ということも背景にあります。

例えば、1年目のあなたが、数年キャリアのある歯科助手・受付の方の「給与を追い越してしまう」ということはあるでしょう。

悪い方でなくても、その差に多少なりとも「嫉妬」することがあります。

「資格持ってるんだから、このくらいできるよね」

「国家試験の勉強したのに、こんなことも知らないの?」

口には出さなくとも、無言の圧力がかかります。これが人間関係の歪みでよくあるパターンです。
そんな時、しっかり歯科助手業務が自信を持ってできていればどうでしょう?

「やっぱり資格持ってる人は違うよね」

と認めてくれます。

また、あなた自身も「歯科助手業務は大丈夫」と思っていれば、心に余裕ができるはず。
心に余裕がないとネガティブな方向に考えてしまいます。
仕事ができれば、少々嫌なことがあっても、耐えられることがほとんどです。

もちろん、歯科助手業務が自信をもってできるようになれば、
ぜひ、今のうちにできることはしていきましょう!

患者さんとのコミュニケーションを楽しもう

臨床実習生は知識も技術も未熟で患者さんに何も施すことはできません。
ただ唯一できる行為は、「コミュニケーション」
「今日は暑いですね」
「雨降っていませんでしたか?」
「この後のご予定大丈夫ですか?」

など、患者さんと治療前の「アイスブレイク」を担当することはできます。

何もできないからこそ、できることを探して実践していくことも
先輩の歯科衛生士や院長は見えていますよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
それではまとめていきます。

・実習中の評価は減点方式。いつもみられていることを忘れず。
・ふとしたことに気がつくかどうか。普段から貢献する意識を!
・実習はとにかく助手業務、コミュニケーションのトレーニング!

数ヶ月におよぶ実習生活。
歯科衛生士になった時に役立つ実習にしましょう!!

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