新年求人、実は“元スタッフの復帰拒否”だった話
毎年1月になると、「新年から新しい職場でスタートしたい」という歯科衛生士さんからのご相談が増えます。
同じように、歯科医院側でも年始に求人を出すケースが多く見られます。ところが、このタイミングで出される求人の中には、実は「ちょっと事情あり」な背景が隠れていることもあるのです。
今回は「新年の求人=ポジティブな募集とは限らない」という現場のリアルをご紹介します。
実話:新年早々の急募、その理由は“復帰NG”
ある地方都市にある開業10年目の歯科医院。
毎年1月に「歯科衛生士急募」としてハローワークや求人サイトに掲載される医院がありました。
実はその医院、元々は育休中のベテラン衛生士さんが1月に復帰する予定でした。
しかし、年末に医院側から「やはり戻らなくていいです」と一方的に復帰を断られたそうです。
医院側としては、患者数や売上を理由に「人件費を削減したい」という意図があったとのことですが、直前で復帰を断られた衛生士さんは困惑。
泣く泣く復帰を諦め、別の医院を探すことになりました。
しかし、新年からの予約体制はすでに組まれており、スタッフが1名足りない状況に陥ったため、結局医院は慌てて「急募」を出すことに。
表面には出ない、求人の“裏側”
一見すると「新年の心機一転で人を増やしたい」という前向きな印象の求人。
しかし、実際にはこうした“予定外の欠員”や“スタッフとの関係悪化”が背景にあるケースも少なくありません。
もちろん、すべての医院がそうではありませんが、「なぜこのタイミングで募集しているのか?」という視点を持つことは、応募前に職場の内情を読み取るヒントになります。
求人票だけではわからないこと
求人票には当然ながら、職場の人間関係や過去の退職理由までは書かれていません。
実際に働いてみないと見えない部分も多く、転職後に「こんなはずじゃなかった」と感じるケースは後を絶ちません。
とくに歯科業界は小規模な職場が多く、院長との相性やチームワークが働きやすさに直結します。
だからこそ、「どんな人が辞めたのか」「なぜ辞めたのか」を探る視点が重要です。
転職のプロに聞いてみるという選択肢
「求人票にはいいことばかり書いてあるけど、本当のところはどうなの?」そんな不安を感じたときこそ、私たちのような歯科業界に特化したエージェントの出番です。
私たちは医院の採用背景や過去の人間関係まで、できる限りリアルな情報をお伝えすることを大切にしています。
また、過去にその医院で働いていた方からのフィードバックなども蓄積しています。
あなたが安心して長く働ける職場に出会えるよう、第三者の視点からのアドバイスができるのが、エージェントを利用する大きなメリットです。
自分のキャリアを守るために
復帰を拒否された元スタッフのように、誠実に働いてきたにもかかわらず不利益を被るケースは決して珍しくありません。
特に、育休や産休明けの復帰にはデリケートな問題がつきものです。
そんな中で「おかしいな」と感じたとき、「このまま働き続けて大丈夫かな」と迷ったとき、ひとりで抱え込まずに専門家に相談することは、自分のキャリアを守る第一歩です。
歯科業界での転職・就職に関するお悩みは、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
求人票の裏にある“本当の情報”を知ることで、後悔のない選択をサポートします。
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記事監修者:池田直史
D’s Agency代表 https://dsagencynet.jp/
株式会社increw 代表取締役 https://increw.jp/
歯科業界特化型エージェント(就職サポート)として、15年のキャリア。 歯科衛生士学校、デンタルショーで歯科衛生士のキャリアについての講演実績あり。 FEEDNOTE、月刊歯科衛生士への寄稿歴あり。 累計1000名以上の求職者相談、2000件以上の歯科医院の採用相談を受ける。
「歯科業界に正しい就活リテラシーを」という想いから、ディーズエージェンシーを設立。 現在、転職就職サポートの活動とともに歯科医院の現役事務長としても活動。 歯科医院のことも外側からも中側からも支える。
歯科開業医向けセミナーニッチの会主催(現在累計30回開催、のべ800名が受講)