分院長に向いている人・向かない人の特徴
■ 「分院長やってみない?」と声をかけられたら
勤務医として数年経験を積んでいると、ある日突然「次の分院で院長を任せたい」と声がかかることがあります。
開業を考えている人にとっては魅力的なステップでもあり、経験を積むチャンスでもありますが、同時に「自分に院長が務まるのか?」「責任が重すぎないか?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
今回は、歯科医師向けに「分院長に向いている人・向かない人の特徴」について解説しながら、判断のヒントをお届けします。
■ 分院長とはどんな役割?
分院長は、本院とは別の分院を任される責任者です。
主な役割としては、
- 日々の診療業務
- スタッフマネジメント
- 売上・コストの把握と管理
- 医院方針の実行と改善
などがあり、診療だけでなく経営や人事に関わる立場になります。
■ 分院長に向いている人の特徴
自立心があり、判断力がある
本院からのサポートはあるものの、日々の判断は現場で行う必要があります。
小さなことでも決断し、実行する自立性が求められます。
チームマネジメントに興味がある
衛生士・助手・受付などスタッフとの関係性づくりや教育も大切な仕事です。
人を育てる意識や協調性がある人は、分院長として良好なチームを築きやすいです。
数字に苦手意識がない
日々の売上や予約状況、キャンセル率などの数字を把握し、改善につなげていく力も求められます。
完璧でなくても、数字を見る姿勢があることが大切です。
患者対応に柔軟である
地域やターゲット層によって、患者さんの傾向は異なります。
自分のスタイルを押し付けすぎず、患者に合わせた対応ができる柔軟性も重要です。
中長期的に医院のことを考えられる
「今日の治療」だけでなく、「今後この医院をどう育てていくか」という視点を持てる人は、分院長として非常に頼られます。
■ 分院長に向かない人の特徴
指示待ちで動く傾向が強い
指示がなければ動けないタイプは、分院長というポジションでは苦労する場面が多いです。
他人に任せるのが苦手
すべてを自分でやろうとしすぎると、スタッフとの連携がうまくいかなくなります。
任せて育てる視点が必要です。
責任に強いストレスを感じやすい
クレーム対応や売上管理など、責任ある判断を求められる場面が多くなります。
これを強いストレスと感じてしまう人には向きづらいかもしれません。
キャリアの方向性が定まっていない
「なんとなく断りづらくて引き受けた」という場合、後々モチベーションが続かず、迷いが出てしまうこともあります。
■ 分院長=開業準備?それとも選択肢の一つ?
分院長経験は、将来の開業に向けた大きなステップになります。
経営の現場を知り、人材育成や数字管理に関われるという意味では、これ以上ない実践の場です。
ただし、すべての人に「開業前提」である必要はありません。
- 法人内でのキャリアアップ
- 安定した給与で経営に携わる
- 勤務医以上、開業未満の働き方 というように、分院長というポジションは、様々な方向性に対応できる“キャリアの中継地点”でもあります。
■ 「分院長に興味はあるけど…」という方へ
もし今、分院長を打診されて悩んでいる方や、「いつかはチャレンジしてみたい」と考えている方は、一度自分の価値観や働き方を整理してみることをおすすめします。
D’s Agencyでは、
- 分院長経験のある先輩の事例紹介
- 自分に向いているかどうかの相談
- 具体的な求人や条件の情報提供 など、分院長を目指す歯科医師のキャリア支援も行っています。
■ 無料相談はこちらから https://page.line.me/726pgsoh?openQrModal=true ※相談・サポートはすべて無料です
記事監修者:池田直史
D’s Agency代表 https://dsagencynet.jp/
株式会社increw 代表取締役 https://increw.jp/
歯科業界特化型エージェント(就職サポート)として、15年のキャリア。
歯科衛生士学校、デンタルショーで歯科衛生士のキャリアについての講演実績あり。
FEEDNOTE、月刊歯科衛生士への寄稿歴あり
累計1000名以上の求職者相談、2000件以上の歯科医院の採用相談を受ける。
「歯科業界に正しい就活リテラシーを」という想いから、ディーズエージェンシーを設立。
現在、転職就職サポートの活動とともに歯科医院の現役事務長としても活動。
歯科医院のことも外側からも中側からも支える。
歯科開業医向けセミナーニッチの会主催(現在累計30回開催、のべ800名が受講)