オープニングスタッフの実態と注意点
■ 「オープニングスタッフ募集!」の魅力と落とし穴
新しく開院する歯科医院の求人には「オープニングスタッフ募集」という言葉がよく見られます。
「人間関係がゼロからスタートできる」 「新しいキレイな医院で働ける」 「自分の意見が反映されやすい」
こうした点に惹かれて、応募を検討する方も多いはずです。
確かにオープニングならではのメリットはたくさんあります。
しかし一方で、現場がまだ整っていないがゆえのトラブルや負担も発生しやすいのが実情です。
今回は、歯科衛生士としてオープニングスタッフになる前に知っておきたい「実態」と「注意点」をわかりやすく解説します。
■ オープニングスタッフとして働くメリット
人間関係がフラット
前職からの持ち上がりスタッフがいないため、スタート時点での上下関係や派閥がありません。
職場の雰囲気づくりに参加しやすい環境です。
院内ルールやマニュアルづくりに関われる
医院の立ち上げ期では、業務フローやマニュアルを一から作る場面もあります。
自分の意見が反映されやすく、働きやすい職場づくりに貢献できます。
新しい設備・機器が整っている
最新のユニットや滅菌器など、新しい機材に触れられるのも魅力。
清潔で快適な環境で働くことができます。
■ 実は大変?オープニングならではの課題
業務フローやルールが未整備
立ち上げ直後は、「何をどうすればいいのか分からない」という混乱が起きがちです。
院長も手探り状態であることが多く、指示があいまいになることも。
業務量が予想以上に多い
患者数が少ない間も、準備・片付け・マニュアル作成・院内整備など、やるべきことは意外と多いです。
「患者が少ない=楽」とは限りません。
人間関係の基盤がない分、トラブルも起きやすい
良い関係が築ければ働きやすいですが、スタッフ間の距離感がうまくいかないと、人間関係のトラブルに発展しやすい面もあります。
■ 歯科衛生士がチェックすべきポイント
オープニングスタッフとして応募・入職する際は、以下のような点を事前に確認しておきましょう。
- 院長のビジョンが具体的に語られているか
- 教育・研修体制が整っているか
- マニュアルやオペレーション構築への協力姿勢が求められるか
- 開業前後のシミュレーションや説明会が実施されているか
医院の「立ち上げを共にする仲間」として見られているのか、それとも「とにかく即戦力が欲しいだけ」なのかで、働き方は大きく変わります。
■ 向いている人・向いていない人
【オープニングスタッフに向いている人】
- 新しいことに前向きに取り組める
- ルールづくりやマニュアル作成に関心がある
- チームワークを大切にできる
【向いていないかもしれない人】
- 既存の体制の中で落ち着いて働きたい
- 決まった業務をマイペースにこなしたい
- トラブル対応が苦手で不安になりやすい
自分の性格や働き方の希望と照らし合わせながら、判断することが大切です。
■ 「一度相談してみたい」という方へ
オープニングスタッフの求人は魅力的である一方、実際に入ってみないとわからない部分も多くあります。
「どんな医院なのか事前に知りたい」「院長の方針をもっと詳しく聞きたい」そんなときは、ぜひ一度ご相談ください。
D’s Agencyでは、オープニング医院の内部情報や、院長の人柄、教育方針なども含めた丁寧なご紹介を行っています。
■ 無料相談はこちらから https://page.line.me/726pgsoh?openQrModal=true ※就職・転職サポートはすべて無料です
記事監修者:池田直史
D’s Agency代表 https://dsagencynet.jp/
株式会社increw 代表取締役 https://increw.jp/
歯科業界特化型エージェント(就職サポート)として、15年のキャリア。
歯科衛生士学校、デンタルショーで歯科衛生士のキャリアについての講演実績あり。
FEEDNOTE、月刊歯科衛生士への寄稿歴あり
累計1000名以上の求職者相談、2000件以上の歯科医院の採用相談を受ける。
「歯科業界に正しい就活リテラシーを」という想いから、ディーズエージェンシーを設立。
現在、転職就職サポートの活動とともに歯科医院の現役事務長としても活動。
歯科医院のことも外側からも中側からも支える。
歯科開業医向けセミナーニッチの会主催(現在累計30回開催、のべ800名が受講)