電話対応が苦手でもできる仕事の進め方
【はじめに】
「電話対応がどうしても緊張してしまう」「声が震えてしまって上手く話せない」——そんな悩みを抱えている歯科助手さんは実は少なくありません。
対面の患者さん対応は平気でも、電話だと苦手意識が強くなるという声はとても多いのです。
この記事では、電話が苦手でも無理なく業務を進められる工夫や、気持ちの持ち方について、歯科助手として働く皆さんに向けてやさしく解説します。
【1. 電話対応が苦手になる理由】
まずは、なぜ電話対応が苦手なのかを整理してみましょう。
- 相手の顔が見えず、反応がわからない
- 聞き返しづらく、聞き間違えたらどうしようと不安
- 周りのスタッフの目が気になる(聞かれている感じがする)
- 急に振られると頭が真っ白になる
これらは決して特別なことではありません。誰にでもある「苦手」のひとつとして、受け入れることから始めましょう。
【2. 苦手でもできる!電話対応の工夫】
① よくあるパターンを覚えておく
歯科医院での電話は内容がある程度決まっています。
- 予約の確認や変更
- 初診の問い合わせ
- キャンセルの連絡
- 技工所や業者からの連絡
それぞれの対応に対して、決まり文句(テンプレート)を準備しておくと、安心して対応できます。
② 台本をデスクに用意しておく
たとえば—— 「お電話ありがとうございます。〇〇歯科でございます。」 「はい、かしこまりました。少々お待ちくださいませ。」
など、よく使う言い回しを手元に置いておくだけでも気持ちに余裕が生まれます。
③ メモの準備は必須!
電話中は焦って聞き逃しやすいもの。必ずメモ帳とペンをそばに置き、
- 相手の名前(ふりがなも)
- 電話の内容(予約?問い合わせ?)
- 折り返しが必要かどうか
を丁寧に書き残しましょう。
【3. 苦手なままでも問題なし!他で補える仕事の工夫】
歯科助手の仕事は電話だけではありません。
受付、器具の準備・片付け、患者対応、清掃など、電話が得意でなくても活躍できる場面はたくさんあります。
- 電話対応は周囲と分担する(「苦手」と共有しておく)
- 得意な作業で積極的に貢献する(受付対応、滅菌、整理整頓など)
- 対面対応で患者さんからの信頼を築く
職場全体で役割分担ができていれば、電話が得意なスタッフに任せることも十分可能です。
【4. 少しずつ自信をつけるコツ】
「一生電話ができないかも」と不安になる必要はありません。
次のような方法で、少しずつ慣れていきましょう。
- まずは受け取るだけの電話から練習(「おつなぎします」でOK)
- 内容が決まっている電話(予約確認など)を練習台に
- 先輩と一緒にロールプレイをしてみる
成功体験を積むことが、自信につながります。
【5. 電話以外の連絡手段を活用する医院も】
最近では、電話以外の連絡手段を活用する歯科医院も増えています。
- LINE公式アカウントによる予約確認
- メールやチャットツールでの技工所対応
- 自動電話受付(音声ガイダンス)システムの導入
電話が苦手なスタッフに配慮した体制を整えている医院もあります。
見学時にそうした点をチェックするのもおすすめです。
【まとめ】
電話対応が苦手だからといって、歯科助手の仕事に向いていないわけではありません。
大切なのは「苦手だけど、できる範囲で努力する」「その分、ほかの仕事で貢献する」という姿勢です。
完璧じゃなくて大丈夫。
ゆっくり慣れていけば、いつの間にか「思ったよりできている自分」に出会えるかもしれません。
不安が強い場合は、職場に相談したり、あなたに合った働き方を一緒に考えるサポートもあります。
無理せず、あなたらしい働き方を見つけてください。
記事監修者:池田直史
D’s Agency代表 https://dsagencynet.jp/
株式会社increw 代表取締役 https://increw.jp/
歯科業界特化型エージェント(就職サポート)として、15年のキャリア。 歯科衛生士学校、デンタルショーで歯科衛生士のキャリアについての講演実績あり。 FEEDNOTE、月刊歯科衛生士への寄稿歴あり。 累計1000名以上の求職者相談、2000件以上の歯科医院の採用相談を受ける。
「歯科業界に正しい就活リテラシーを」という想いから、ディーズエージェンシーを設立。 現在、転職就職サポートの活動とともに歯科医院の現役事務長としても活動。 歯科医院のことも外側からも中側からも支える。
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